こども誰でも通園制度を使ってみた!埼玉県で実際に利用した体験レポ
「こども誰でも通園制度を使ってみたいけど、気軽に利用できるの?」
「実際に利用すると、どんな雰囲気なんだろう?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?
私は1歳と0歳の娘を自宅保育しています。
毎日2人の子どもを見ながら過ごすなかで、
「少しだけでも子どもを預けて、自分の時間を作れたらいいな」
と思うことがありました。
そんなときに知ったのが、こども誰でも通園制度です。
保育園などに通っていない子どもでも利用できると知り、実際に利用してみることにしました。
この記事では、全国で実施されている「こども誰でも通園制度」について、埼玉県で実際に利用したわが家の体験談をご紹介します。
事前登録から初回面談、実際の保育利用まで、利用してみて感じたことをまとめました。
- 実際にどのくらいの時間利用できた?
- 予約は取りやすかった?
- 子どもは泣かなかった?
- 親は利用中に何をしていた?
- 実際に利用してみてどうだった?
といった、実際に利用してみないと分からない部分を中心にご紹介します。
※こども誰でも通園制度は全国で実施されていますが、利用できる時間や施設、予約方法などは自治体によって異なる場合があります。この記事では、埼玉県内のある自治体で利用したわが家の体験をもとにご紹介します。
こども誰でも通園制度とは?
「こども誰でも通園制度」は、保育所などに通っていない子どもを対象に、保護者の就労状況などにかかわらず、時間単位などで保育施設を利用できる制度です。
2025年度に制度化され、2026年度から全国の自治体で実施されています。
利用時間
国の制度上は、月10時間の範囲内で時間単位などで利用できる仕組みです。
ただし、2026年度・2027年度は、保育人材の確保などの事情から、自治体によって利用可能時間を3時間~10時間未満に設定できる経過措置があります。
そのため、実際に利用できる時間は自治体によって異なる場合があります。
対象年齢
原則として、0歳6か月から満3歳未満で、保育所、認定こども園、幼稚園などに通っていない子どもが対象です。
利用するための手続き
こども誰でも通園制度を利用するには、お住まいの市町村で認定を受ける必要があります。
利用できる施設や申請方法、利用時間などは自治体によって異なる場合があります。
また、申込みには「こども誰でも通園制度ポータルサイト」を利用する自治体もありますが、自治体によっては別の方法で申請する場合もあります。
実際に利用するときは、お住まいの自治体の案内を確認しましょう。
埼玉県の場合
埼玉県では、2026年4月から県内の全市町村で「こども誰でも通園制度」が実施されています。
対象となる子どもや基本的な制度の仕組みは全国共通ですが、利用時間や申込み方法などは市町村によって異なる場合があります。
この記事では、埼玉県内で実際にこども誰でも通園制度を利用したわが家の体験談をご紹介します。
この記事の内容はあくまで一例として参考にしてください。
私がこども誰でも通園制度を利用しようと思った理由
私がこども誰でも通園制度を利用しようと思った理由は、5つあります。
- 子どもを預けて自分の時間を作りたかった
- 子どもに家庭以外の環境を経験してほしかった
- 用事があるときに利用できる選択肢が欲しかった
- 保育園に預ける前の練習をしてほしかった
- 一時保育を利用できる園が近くになかった
① 子どもを預けて自分の時間を作りたかった
私は1歳と0歳の娘を自宅保育しています。
2人の子どもを毎日見ながら過ごしていると、「少しだけでも子どもを預けて、自分の時間を作りたい」と思うことがあります。
こども誰でも通園制度なら、保育園などに通っていない子どもでも利用できます。
「短時間でも子どもを預けられるなら、一度利用してみたい!」
そう思ったことが、利用を考えたきっかけのひとつでした。
② 子どもに家庭以外の環境を経験してほしかった
1歳8か月の娘は遊びたい盛り。
生まれたばかりの下の子のお世話をしていると、上の子と思い切り遊んであげられないことが気がかりでした。
子ども2人を連れて外出するのもなかなか大変で、自宅で遊べることにも限界を感じるように。
気がつけば、上の子にはテレビを見てもらっている時間も増えていました。
そこで、「たまには家とは違う場所で、同年代の子どもや保育士さんと過ごす時間があってもいいのかも」と考えるようになりました。
③ 用事があるときに利用できる選択肢が欲しかった
子育てをしていると、「ちょっと子どもを預けられたら助かるのに」と思う場面があります。
病院に行きたいときや、ゆっくり買い物をしたいときなど、短時間でも子どもを預けられる選択肢があると安心です。
こども誰でも通園制度を知って、「いざというときに利用できる場所がある」ということ自体が心強いと感じました。
④ 保育園に預ける前の練習として
娘は来年度から保育園に通う予定です。
そのため、保育園に通う前の練習という意味も込めて、親以外の大人と過ごす経験をしてもらいたいと思っていました。
いきなり保育園に通い始めるよりも、短時間から少しずつ親と離れて過ごす経験ができれば、娘にとっても良い経験になるかもしれないと思ったのです。
⑤ 一時保育を利用できる園が近くになかった
私が住んでいる市では、親のリフレッシュを目的として利用できる一時保育を実施している園がありませんでした。
緊急時の一時保育として、冠婚葬祭や親の入院などの際に利用できる制度はありましたが、2026年度からこども誰でも通園制度が始まることに伴い、その一時保育も休止になりました。
そのため、私にとってこども誰でも通園制度は、単なる「リフレッシュのための制度」というだけではありません。
「もしものときに子どもを預けられる場所がある」という安心感があり、わが家にとっては命綱のような存在でもありました。
利用目的を聞かれる?
私の場合は、園から誰でも通園制度の利用目的を聞かれることはありませんでした。
雑談程度に「下の子が生まれたばかりで大変で…」という話はしました。
名前のとおり、「誰でも」利用できそうです。
利用までの流れ

実際に利用してみて感じたこと
ここからは、私が実際に利用した施設での体験談をご紹介します。
利用できる時間や予約方法などは施設・自治体によって異なるため、あくまで一例としてご覧ください。
初回面談の様子
初回面談は約1時間でした。
- 保育所を利用するにあたっての注意事項
- 子どもの体調や発育について
- 実際に利用する保育室の見学
初回面談の持ち物
特に必要ありませんでした。
メモを取るにも、スマホがあれば充分だと思います。
利用時間はどのくらいだった?
私が利用した施設では、1回あたり最短1時間、最大2時間でした。
「こども誰でも通園制度」という名前から、もう少し長い時間預けられるイメージを持っていたので、最初は「思ったより短い!」と驚きました。
慣れるまでは1~2時間程度、慣れてからは「午前中いっぱい」「午後いっぱい」といった利用もできたらいいなと思っていたので、意外でした。
予約は取りやすかった?
予約方法
私が利用した施設では、こども誰でも通園制度のポータルサイトから予約しました。
予約開始のタイミング
利用したい日の1週間前から予約開始でした。
例えば、8日(月)に利用したい場合は、1日(月)から予約できるという仕組みです。
枠が少なく予約しにくい
「この日に利用したい」とあらかじめ予定を決めていても、希望日に予約枠が表示されないことが多くありました。
園側の都合や受け入れる子どもの人数などもあると思うので、こればかりは仕方がない部分もあるのかなと思います。
とはいえ、「好きな日にいつでも利用できる」という感じではなかったのが、実際に利用してみて分かりました。
予約枠の数
各日、各予約枠につき基本的に1人でした。
まれに2人予約できる日もありましたが、職員数の都合から、基本的には1人までとのことでした。
キャンセルや変更のしやすさ
利用日前日までであれば、こども誰でも通園制度のポータルサイトから利用変更ができました。
当日のキャンセルや変更については、施設へ直接連絡する必要がありました。
子どもの様子はどうだった?
わが家の娘は、初回から泣かずに過ごすことができました!
保育園の先生方が温かく迎えてくださったので、娘も安心して遊ぶことができたのだと思います。
また、以前から近所のショッピングモールで開催されていた託児イベントを利用したことがあり、1時間程度の託児を3回ほど経験していたことも良かったのかもしれません。
先生によると、「初めての利用では緊張したり、泣いてしまったりするお子さんも多い」とのことでした。
普段とは違う場所で、親とは違う大人と過ごすのですから、緊張してしまうのも当然ですよね。
実際に利用して、何ができた?
私は久しぶりに、カフェでモーニングを楽しみました。
子連れではなかなか利用できない、静かなカフェでのひとり時間。
ゆっくりご飯を食べられることがこんなに幸せなのか……と噛みしめながら、久しぶりのひとり時間を楽しみました。
初回は親のほうが緊張してしまった
初めての利用だったので、実は子どもよりも私のほうが緊張していました。
「泣いていないかな」
「ご迷惑をかけていないかな」
「ちゃんと過ごせているかな」
と気になってしまい、2時間の利用中もなかなか落ち着きませんでした。
「せっかく預けたんだから、その間にゆっくりしよう!」
と思っていたのですが、実際にはずっとソワソワ。
なんなら、胃が痛くなってしまうほどでした……。
せっかく子どもを預けて自分の時間を作ったのに、親のほうが緊張していて、全然気が休まらないという(笑)
今振り返ると、初回から親がいきなり2時間を満喫できるとは限らないんだな、と感じます。
「子どもが慣れること」だけでなく、親自身が「預けても大丈夫」と思えるようになることも、少しずつ必要なのかもしれません。
こども誰でも通園制度を利用して感じたメリット
実際にこども誰でも通園制度を利用してみて、私が特にメリットだと感じたのは次の4つです。
- 短時間でも子どもを預けられる
- 保育園に通っていなくても利用できる
- 親のリフレッシュにも利用できる
- 子どもに家庭以外の環境を経験してもらえる
短時間でも子どもを預けられる
家事や買い物、ちょっとした用事など、「少しだけ子どもを見ていてほしい」という場面に利用できるのは助かります。
「丸一日預けるほどではないけれど、1~2時間だけ子どもを預けられたら助かる」というときに、利用できる選択肢があるのは心強いと感じました。
保育園に通っていなくても利用できる
保育園などに通っていない子どもでも利用できるため、普段は自宅保育をしている家庭にとって、預け先の選択肢のひとつになります。
特に、近くに一時保育を利用できる施設がない場合などには、利用を検討してみてもいいかもしれません。
親のリフレッシュにも利用できる
「誰でも通園」の名のとおり、保護者の就労状況などにかかわらず利用できる制度です。
私が利用した施設では、利用目的について特に制限はありませんでした。
親が少しリフレッシュしたいときや、「ちょっとだけ子どもと離れてひと息つきたい」ときにも利用できるのは、子育て中の家庭にとってありがたいポイントだと感じました。
子どもに家庭以外の環境を経験してもらえる
親以外の大人や、普段とは違う環境で過ごす経験ができるのも、利用してよかったと感じたポイントです。
わが家の場合は、来年度から保育園に通う予定なので、その前に親と離れて過ごす経験ができたこともよかったと思います。
また、自宅保育をしていると「家で過ごすだけではちょっと物足りないかな」と感じることもあります。
保育士さんと遊んだり、家庭とは違う環境で過ごしたりする機会を作れたのもよかったです。
利用してみて「ここはちょっと大変」と感じたこと
一方で、実際に利用してみると「ここは少し大変だな」と感じたこともありました。
私が特に気になったのは、次の4つです。
- 希望する日時に予約できないことがある
- 利用時間が思ったより限られていた
- 初回面談は子どもと一緒に説明を聞く必要があった
- 急な利用には向かない
もちろん、これは私が利用した施設での体験です。
自治体や施設によって利用方法などは異なるため、あくまで一例としてご覧ください。
希望する日時に予約できないことがある
私が利用した施設では、利用希望日の1週間前から予約が開始されました。
また、保育士さんの人数などの都合もあり、予約できる枠は少ない印象でした。
「この日は用事があるから利用したい」と思っていても、希望日に予約枠が出ていないことも多く、思ったように予約できないことがありました。
「利用したいときに、いつでも利用できる」というわけではないというのは、実際に利用してみて感じたところです。
枠が少ないため、人気の日は予約開始後すぐに埋まってしまうこともあり、私にとってはちょっとした「予約争奪戦」でした。
利用時間が思ったより限られていた
私が利用した園では、1回あたり最大2時間まででした。
2時間というと長そうに感じますが、実際に利用してみると、あっという間にお迎えの時間が来てしまいます。
私は、慣れてきたら「午前中いっぱい」や「午後いっぱい」くらい利用できたらいいなと思っていたので、最初は少し短く感じました。
ただし、利用できる時間は自治体や施設によって異なります。
「こども誰でも通園制度なら何時間でも預けられる」と思って利用を始めるとギャップを感じる可能性があるので、事前に確認しておくことをおすすめします。
初回面談は子どもと一緒に1時間説明を聞く必要があった
私が利用した施設では、初回利用の前に面談があり、子どもと一緒に約1時間、制度や利用についての説明を聞く必要がありました。
子どもの様子を確認したり、保育士さんと顔合わせをしたりするための大切な時間です。
ただ、1時間ずっと説明を聞くとなると、子どもにとっては少し長く感じることもあります。
実際に、子どもが途中で飽きてしまったり、ぐずってしまったりすることもあるそうです。
わが家も「1時間なら大丈夫かな?」と思っていましたが、子どもと一緒に説明を聞くというのは、思っていたより少し大変でした。
急な利用には向かない
予約できる枠が限られていることもあり、急に「今日、子どもを預けたい!」と思っても利用するのは難しいと感じました。
私が利用した施設では、利用日前日や2~3日前に予約が取れたことはありませんでした。
そのため、冠婚葬祭や通院などの急な予定に備えて利用するというより、あらかじめ予定を立てて利用する制度という印象です。
「いざというときの預け先」として考える場合は、こども誰でも通園制度だけに頼るのではなく、ほかの預け先についても確認しておくと安心だと思います。
まとめ|埼玉県でこども誰でも通園制度を利用してみて
今回は、埼玉県で実際にこども誰でも通園制度を利用したわが家の体験談をご紹介しました。
実際に利用してみて感じたことをまとめると、
- 短時間でも子どもを預けられるのは便利
- 親のリフレッシュにも利用できる
- 子どもに家庭以外の環境を経験してもらえる
- 一方で、希望日に予約できないこともある
- 私が利用した施設では1回最大2時間だった
- 急な利用よりも、事前に予定を立てて利用するのに向いている
という印象でした。
そして、利用してみて一番感じたのは、「制度があるだけで、子育て中の安心感が少し違う」ということです。
初回は私自身が緊張してしまい、2時間の利用でも全然気が休まらず、胃が痛くなるほどでした(笑)
それでも、実際に一度利用してみたことで、「子どもを預ける」という経験ができました。
自治体や施設によって、利用時間・予約方法・受け入れ人数などは異なります。
そのため、利用を検討している方は、まずお住まいの自治体で利用できる施設や条件を確認してみることをおすすめします。
この記事が、こども誰でも通園制度を利用してみようかな?と考えている方の参考になればうれしいです。